民家フォーラム2023
【日時】令和5年10月1日(日)
熊本県・熊本市(川尻・新町古町)
2023年の日本民家再生協会のシンポジウムが熊本市で行われました。
「7年目の熊本から・巨大地震の教訓」のタイトル通り、オープニングトークの「熊本城の復旧概要」からスタートし被災地のリレートークが繰り広げられました。
筆者は熊本市内から電車で2駅目の街「川尻」の街並み視察、夜間の「復旧が進む熊本城」の見学、そして翌日に開催された「7年半後の新町・古町」の街歩きに参加してまいりました。
最初の「川尻」は初訪問でしたが、都会の熊本駅から2駅先の南に位置する川尻町は、古い建物と街並みが残る静かで穏やかな町でした。瑞鷹酒造の棟や蔵の見学から川尻御船手渡し場跡まで町内を一巡いたしました。
復興が続く「熊本城」は夜8時に入城し約1時間の駆け足でしたが、堀の改修がまだ続く様子、ライトアップされ復興は終盤となっている熊本城の内部まで見学出来たことは幸運でした。
翌日に開催された日本民家再生協会によるオプショナルツアー「新町・古町」は大震災後7年半経過し復興再生が進んだ状況の再生店舗、そして街並み散策は見ごたえ十分なものとなりました。
取材:株式会社アップル 大竹喜世彦