建築リフォーム

米国中東部の建築視察4日目(56)ペンシルバニア州・フィラデルフィア

今日は会社で9月の2つのニュースレターの原稿書き。ipad画像の整理などを行っています。
来週からお盆体制となるため暫くお休みしていた米国建築視察レポートを再開してまいります。画像中心ですがちょうど弊社のニュースレター「エコバウリ・フォームニュース8月号・9月号(9月号もフィラデルフィア#2ですが、現在原稿作成中)の方をご覧いただくと詳細なレポートと画像をご覧いただけます。
なお、この以前楽天Blogに掲載した直近のフィラデルフィア建築視察レポートはこちらです。 
英領であったフィラデルフィアは1600年のロンドン大火災の復興がクリシトファー・レンによる煉瓦蔵による不燃都市建設が終了したのち、シビルエンジニア(都市工学)であったウィリアム・ペン率いる大工、石工など一団が新大陸フィラデルフィアでグリーンヒル建設を担った。大工組合を設立し一大事業を興した。その際に使われた建築指南書が「ルール&アーティクル」でありアーキテクト(建築家)が居なくても、建築は規格化、標準化、単純化、共通化が可能であり優れた都市計画に基づく建築が可能なことを証明した。現在の米国におけるクラッシックデザインを中心とした標準住宅指南書「ホーム・プラン・ブック」に脈々と受け継がれるベースとなっている。画像はフィラデルフィア中心地にあるシティーホール(市庁舎)の頂上に立つウィリアム・ペンの銅像であるが、1980年代のダウンタウン再開発まで、紳士協定が守られ続け、このペンの銅像よりも高い高層建築が建つことは長い年月なかった。
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市庁舎のルネッサンス建築をはじめ、かつて英領であった時代を象徴するビクトリアン、ジョージアン、
第2帝政様式、産業革命後のより精密な煉瓦・組石造としてのフェデラル(連邦)様式、
また、古代ローマ以前のギリシャ建築の復興建築グリーク・リバイバル様式の重厚な建築物が今も
多数点在し、老舗百貨店、ホテル、司法法律事務所、連邦予備銀行などとして今なお使われ続けている
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老舗百貨店メーシーズ
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メーシーズの店舗内部
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