建築リフォーム

米国中東部の建築・不動産視察(85) ニュージャージー州・フェアローン【ラドバーン開発】TND開発

ニュージャージー州フェアローンの1920-30年代の戦前の住宅地「ラドバーン開発」は戸建て(シングルファミリーハウス)がほとんどであるが集合住宅街(マルチファミリーハウス)もある。「エルドラド(地上の楽園)」と名付けられたこの煉瓦造のシングル吹きの屋根のアタッチドハウス(連棟住宅)に入ったところで地元の人でここに住む方から声がかかった「あなたたちはどちらからいらしたのか?」と…「ラドバーン」は横浜市緑園都市と姉妹都市を結んでおり、視察団のメンバーで横浜市在住のGさんはまさに奇遇の対面となった。その他、ラドバーンを徒歩で視察中に幾度となく住民から声掛けがあったのは事実だ。それはどちらかというと「よそ者に対する警戒ともとれる声掛けであった」と私は見ている。やはり住宅がいである以上、写真を撮る際には細心の注意が必要である。こんなところで、長い時間踏みとどまり、望遠lens付一眼reflex cameraで「カシャカシャ」音を立てていては犯罪の下見と思われるに違いない。だからわたしは無音のcompactなdigital cameraしか持てはいかない。しかし、視察団にはそのような📷で撮影する者が残念ながらおり、そのうえどこかえら来たのか?得体の知れない小集団である。注意しようにも年配者だしわたしは困惑していた。声掛け=警戒、これはその他の住宅視察でも同じと考え行動してもらいたい。場所は違うが以前他のヨーロッパツアーでは、住宅地内であそぶ子供たちに近づき写真を撮りオランダ警察に通報された者、またシュタイナースクールで子供をからかったり話しかけているのを見た先生が教室の鍵をかけ始めたのをわたしはドイツで確認したことがある。しかし当の本人は自分がどう思われているのか一切関知せずまるで日本にいるのと同じ振る舞いを見せていたので現地guideさんに叱られていた。そして最低のマナーとして挨拶「Good morning」でも「Hellow」でもよいから目があったら言うようにしたい。日本人は恥ずかしがり屋とは思ってくれない。また、室内や教会、レストランに入るときは着帽はやめてほしいものだ。これらはほんの一部だが日本人に欠け海外で嫌われる最低のマナーと心得ておいた方が良いだろう。ここで午前中の視察が終了。昼食は近くのshopping街の中華へ。わたしはあまり味に関して文句を言わない方だが、過去の経験から湯麺(ラーメン)はそう旨くもないので、味に間違いが少ないチャオメン(焼きそば)やスプリングロール(春巻き)をよくたのむ。昼食後は、加藤さん(NYブルックリン育ち)の案内でラドバーンの比較的新しい開発地へと向かった。
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