建築リフォーム

現場調査8:00古河のOBさま宅【屋根噴き替え、外壁、サッシ】外装のトータルリフォーム

1・2階全面改修工事からちょうど2年目。3.11と熊本の倒壊家屋をご覧になり、一昨日の「茨城県南部震度5」の地震を受け、電話連絡をいただきました。耐震診断の結果、偏心力が南側の広縁を示したため「耐力壁の付加」とサッシ交換、三州重量瓦⇒軽量瓦化(机上計算で現状から1/10の軽量、グシや役物、土、漆喰などの副資材を含めると実質さらに軽量化)最後にリシン掻き落としの外壁⇒無機質塗装(スイス漆喰)、サッシ周りは2年前に和室、LDK、2階洋室の硝子交換(Low-E)に交換済みのため今回は1階南側の広縁のサッシを全入れ替えだけに留める工事となります。なるべく早く施工してほしいご希望のため次週、詳細見積もりをご持参してなるべく早く工事着工したいと思います。梅雨入りしてもいいからやってほしいご希望ですが、やはりお天気と相談となります。今日は、最近の屋根葺き替えによる軽量化の3つの実例をご覧いただき、使用する屋根材料と施工方法を決めました。屋根噴き替え、耐震補強方法、サッシ交換、外壁改修の4点についてそれぞれ同じようなアプローチで情報提供(材料と工法、そのメリットとデメリットなど)と選択を繰り返します。素人の施主さんの選択肢は数限りなく、よりbetterな方法を絞り込んでもらうための情報を我々proが与えることで自由な中でお客様は方法を絞り込むことができます。この情報提供が的確でないと打ち合わせは限りなく続き、途方もなくお互いの時間を費やすことになります。ですので私は打ち合わせや見積もり訂正は3回までしかやりません。つまり3回目(週一回の打ち合わせなら3週間)ここまでで必ず契約出来きるように努力します。これはお客様に押し付けるのではなく、たくさんの情報の中からbetterなものを選んでいただきます。ですので、それでもまだ迷う方には、「他に依頼したほうがよいのでは…」とはっきりとお断りする勇気も必要になるのです。
画像縮小.jpg
aa (5).JPG aa (6).JPG
1間の耐力壁を入れるべき箇所は、耐震診断の結果、偏心力が働き倒壊の危険がある方向と決めた。
現状、4間の開口部の中間に柱が一唯一本しかなく、3.11以降にこの柱の両側のサッシが下がり土台に減り込んでいる箇所であり診断結果と完全に一致したことは、施主さんと我々も驚きの結果となった。
aa (4).JPG aa (3).JPG
aa (1).JPG aa (2).JPG

タイトルとURLをコピーしました