最初の視察地オークパークは、開発会社Metrontarioの主任建築士スコット氏によるガイドで、開発中のエリアとすでに入居済みのエリア、そしてアクティブ・リタイアメントの集合住宅、ケア付き高齢者住宅の順にオークパーク全体の視察を徒歩により進められました。米国発カリフォルニア大学バークレー校ピーターカルソープらによるTND開発は、カナダにおいても随所にその特徴を感じることが出来ます。歩行者用のサイドウォーク、車をバックアレイのガレージへと導く歩車道分離の安全な街づくり。シングルファミリー、マルチファミリー、セミデタッチド、デュプレックス等の住宅地は、フロントヤードにカバードポーチ、バンガロウ付きのビクトリアン様式を基本とする共通デザイン。この美しく飽きのこないクラッシックデザインも資産価値を失わないTND開発の特徴といえます。
木造のマルチファミリーハウス(集合住宅)
土地は英米国と同じリースホールドも多い
完成したばかりのコンドミニアム
道路と歩道の間の緑地帯の下にライフラインが通る、無電柱化は容易なはずだ
日本の原価3割(この利益から政治献金、業界団体への寄付がある)で行われている
土木行政との違いを感じる
日本からのTND視察団