オークパークの視察の後半では､高齢者施設を２つ視察しました。しかし､この見学にかなりの時間を費やしたために､視察初日の最期に予定されていた３箇所目の視察地キャベッジタウンが車窓からのみとなったのは､非常に残念でした。ただ､日本のように「消費増税の目的は､福祉制度と社会保障の充実」といいながら他の目的に血税が使われる悪政に対して､カナダにおける､例えば消費税､州税を合わせても13％程度の税でも､確実に医療や福祉に反映されていることで実感できて納税するのとは大きく違いでしょう。それもそのはず､この施設の充実度や高校までの授業料無償､医療費無償というカナダの現状を知るなおさらそう感じるはずです。国民の課税義務に対し､子育て中の教育費負担軽減や将来の医療福祉に対する将来不安は解消し納税の義務に対して享受できる権利の大きさを考えた場合､どちらが正しい国といえるでしょうか？まずは､オークパークのアクティブリタイアメントハウスの画像です。高齢者に限らずリタイアした人々で一定の水準を満たした人が入ることのできる施設です。隣接地にタウン内の中規模の病院があります。
