他の視察地同様にオークパークの視察は徒歩中心で行いました。事前資料は出発前に目を通すようにしていますが、やはり車中の道路から漠然と見る景色ではなく、自分で歩き、ご老人夫婦の犬の散歩や子供連れのお母さん、バス通学の降車する児童の姿など住民の方々の生活の一コマなど五感から得る、自分の目、耳などの五感から得る情報に勝るものはありません。徒歩による視察では現地で暮らす日本人ガイドや戸谷団長からの説明も非常に大切で聞き逃さないように心掛けていますが、撮影で隊列から遅れる場合もあります。しかし、必ず視察現場間の移動は、居眠りする間もなく、質問や感想が飛び交うような雰囲気があり、最後の視察が終わりホテルに帰る帰路の車中では居眠りをしてしまうこともありますが、そんなときも戸谷団長の論説は途絶えることがありませんから、聞き逃さないようにICレコーダー片手に小型バスやコミューターに乗り込んでいます。その車内で、現地日本人ガイドから、いくつかの指摘がありました。そのひとつに米国からの不法転居者による税逃れや医療をめぐる偽装結婚といった社会問題がカナダで発生していると聞きました。それはユーロ圏におけるルクセンブルク居住によるタックスヘブン悪用のように狡賢い一部の人間たちの万国共通のものとも感じています。カナダが、歴史的に移民社会であり問題を解決してきたこと、このように比較的豊かな社会を持つ背景に「産油国」という側面を持つことも確かですが、やはり日本の一部でひそかに進めようとする外国からの介護職に対し耳障りの良い「高度就業者」といった愚かな外国人労働者受け入れとは全く根が違うものといえます。とても危険な日本のシナ、朝鮮半島からの移民誘致政策とは全く違うものといえます。こちらから、英系と仏系をめぐるカナダの歴史的な社会問題について尋ねたところ、「移民で社会が成り立ってきた歴史を持つカナダは、諸々の社会問題を克服してきた。このオークパークの建築を担う建築労働者だって、多くのイタリア、ポルトガルからの移民が担っているが、彼らも建国以来、努力し納税する国民として扱われている」と話を逸らされました。日本のように安易にな労働者として入国だけさせ不法滞在、成りすまし、挙句の果て合法化し、数字だけを不法滞在者を減少させたように見せかけ、俗名登録が許され未納の権利のまま、挙句の果て生活保護まで支給する愚かな国家は世界中で存在しません。かつての外国からの移民はその国で仕事をし国民として認める代わりに納税の義務を果たします。選挙権を得られまでは長い道のりがあり日本のように外国人に生活保護を厚くし納税まで見逃し参政権を与えよという政治家も国家はどこに行っても見ることはありません。↓画像は高齢者福祉施設内でサロンを利用するお年寄りの様子