この日の視察が終わり､一度ホテルに戻ってから戸谷団長の部屋で全員集合し､その日の各自の感想レポート。すでに､この時点で早朝からの視察の疲れがドット襲い､自分の感想を述べる前までが大変だ。しかし､参加者は建築関係者､ビルダー､開発事業者､ゼネコン担当､建築資材メーカー､設計事務所､市会議員､不動産業者､わたしのような一塊のリモデラーなど多彩であり､驚くほどそれぞれの立場職務から見た視線､感想が不思議なほど画一化されないところがイイ。非常にこのディスカッションは貴重な体験と言える。この場面が年一度しかないこの建築視察ツアーの醍醐味でもある。しかしこの時間が耐え難いほどの眠気が襲ってくる19時前後という時間帯だ。が､この時間からは解放され､時にはディスカッションで言いきれなかった議論がこのあとの夕食時まで及ぶこともある。これもまた実に多素子い時間といえる。さて､初日の建築地､不動産視察を終え､「何処へ行こうか？」とここで積極的に意見を言うものが勝ちというか従うことが多い。戸谷団長がきめることは100％なくて参加者が決める。この日はダウンタウンのシンボル「CNタワー」と「リトルチャイナタウン」の意見が八王子の渋谷さんから出されホテル出発となった。
スケルトンで真下が見えてコワいはずですが､くたくたなのと夜で見えないから怖くない
この日は､ﾎﾃﾙから近く小さい方のチャイナタウンへ
店舗に改修したタウンハウス
１階を店舗にしたタウンハウス
タウンハウス
戸谷団長が建設省の官僚時代にカナダで2X4の研究をおこなったブラウン大学
ダウンタウンのホテルへ帰還
カナダの建築不動産視察(38) トロント市内【チャイナタウン･CNタワー】
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