日本の住宅も窓と比べると明らかに窓の種類が少なく、形状、配置が整っていることがよくわかります。日本の住宅の窓は、種類が非常に多く部屋ごとに変えてみたり、また大きさもマチマチで高さも一定ではありません。そのためまるでパッチワークでも張りつけたのかという醜くさが日本の窓にはあります。一方の屋根も下の画像のようにダッジゲーブルやシンプルな寄棟など屋根は全体のプロポーションでいうとご夫人の頭の髪飾りに位置しています。屋根から足元まで非常に美しく飽きの来ないデザインだとわかります。これが飽きの来ないいつの時代でも流行に流されず普遍なクラシックデザインとして資産価値の維持向上に不可欠な要素となっています。
カナダの建築不動産視察(46) トロント市内【カサ・ロマ】界隈
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