建築リフォーム

カナダの建築不動産視察(54) トロント市内【オールドタウン(2)~ウォーターフロント】

トロント市内は英領時代の建築様式の古い建物が数多く残されています。連棟住宅のタウンハウス(英国ではテラスと呼びます)は「ジュージアン後期様式」が、戸建ては「ビクトリアン様式」が多く、ダウンタウンの中でもここオールドタウン地区は最も古い歴史保存地区であり、教会は「ビクトリアン・ゴシック様式」、市庁舎は「リチャードソン・ロマネスク様式」とはっきりとした特徴を現しています。下の画像のフラットな屋根にデンティルと呼ばれる縦の破風飾りは「セカンド・エンパイア様式(第二帝政様式)」です。ウォーターフロントにほど近い市場は歴史保存地区(ランドマーク)で近年改修されています。早朝ですが、魚介類などあらゆる食品が並んでいました。市場から坂を下りウォターフロントに向かいましたが、ここは海ではなくあくまで「オンタリオ湖」という事を忘れてしまうような光景、一部が砂浜になっていました。

ゴシック様式

セカンド・エンパイア様式



コモン(公園などの共有地)

改修されたマーケット・プレイス
P1050826.JPG
P1050833.JPG
P1050837.JPG
P1050838.JPG
P1050871.JPG
P1050879.JPG

タイトルとURLをコピーしました