画像は昨日の午後の瓦を下した後の古いルーフィングと瓦桟木を残した状態のものです。3.11の横揺れで大屋根の串が暴れ、台風時に限りですが屋根頂部から漏水被害が起きていたそうです。40年前に野地に使ったスギ板の厚さは現在と比較して薄いですが、逆に防水紙は24タイプ比較的厚くしっかりしています。そこで今日は、桟木を解体して、防水シートはそのまま残して、その上から耐水合板を重ね張りにすることにいたしました。今日の作業は、大屋根と下屋の合板重ね張り、そして新たなルーフィング(防水シート)敷き込みまで行います。木曜日からは板金屋さんにバトンタッチし、外張り工法で板金屋根葺きをいたします。
本日の作業:大工2名 多能工1名