建築リフォーム

米国住宅地・不動産視察2017(10) ラドバーン開発(ニュージャージー州・フェアローン)

私の渡米は30余回。そのうちNYは4回目となりました。そして今回の1番最初の訪問先のラドバーンは2回目となります。同じ場所に何回も行くことがあります。それは海外だけでなく国内でも同じです。例えば、京都には、何回も行ってきましたが、そのたびにテーマを変えていきます。京都の始まりである大原から東山、中世以降の寺、茅葺屋根、瓦屋根、京町家、茅葺民家、北山杉、造り酒屋、おばんざい料理、煉瓦建築、お茶屋…順不同ですが、このように見る対象を変えるだけで非常に有意義な視察となるものです。最初のラドバーン開発もそうです。前回は、クルドサックやバックアレイなど「歩車道分離」に関する価値づくりを中心に見てきましたが、今回は少しテーマを変えて見てきました。マンハッタンの西側ハドソン川沿いに北上しニュージャージー州に掛かるワシントン・ブリッジを渡り、そのままフリーウェイで西へ45分ほど、フェアローンで高速を降りると間もなくラドバーン開発に到着しました。午前中のこの時間帯で気温マイナス6度。ガソリン価格は60円台/リットル。30円台の時代もあったから確実に値上がりしている。まずはマルチファミリー(集合)の住宅街に到着しました。

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