建築リフォーム

現場発8:30古河の新規のお客様宅【今秋5件目の屋根葺き替え、外装、雨樋、サッシ交換等】雨樋

こちらは、概ね築50年前の建物。リフォームでやるべき箇所が多岐にわたったため、瓦屋根は断熱材が裏打ちしてある軽量なガルバニウム屋根に葺き替え、下地の杉の野地板は重さで一部変形していたため補強の上、耐水合板重ね張り、防水ルーフィング敷き込みを行いました。破風がなく、軒裏も化粧的?な垂木にこの雨樋のために座金を特注しました。垂木からの持ち出し部は「透明のポリカーボ製」で雨樋は角樋のようなボリューミーにすると合わないため「半月」にして、この座金は内側に隠ぺいして表からは見えないものです。問題は外壁には断熱材も無き時代で、防水紙も…。ガルバニウム製の外張り断熱材(金属サイディング)は予算の関係で塗装のみとしました。下地サーフェサー、Silicon塗装の中、仕上げ塗りのみです。外壁と軒裏の腐食木材は一部交換、増し打ちしてあります。窓は6箇所サッシ交換(Low-Eペア)のみ。付加断熱も外張りもしていません。2階北側のサッシ1か所は外して壁にしてある以外、雨戸も戸袋が付いたままで外壁に関してはほぼ既存の性能のままでデザインも変わりません。下屋の外壁取り合い部の板金雨押えと屋根軒先の板金処理でやや輪郭がすっきりした程度です。大工は屋根や外壁補修以外の内部の造作や天井張替え、窓枠造作、2階トイレを洗面所に改修しています。残りは足場解体後に、腐食剤など好感しウレタン塗装した南側の物干し用テラスの屋根交換。こちらも丈夫なポリカーボ製になります。屋根は雪止め金具を付けたので落屑で突き抜けることもなくなるでしょう。あと数日でこちらも完工予定です。

本日の作業:大工1名 塗装2名

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