3月の外装工事のうち、中旬から施工する新規のお客様と色決めを行いました。屋根遮熱塗装は「スレートブラック」に決まり、外壁のシリコン塗装は「淡いグリーン系」か「淡いイエロー系」で来週まで保留としました。破風と霧除け破風のラワン材部は、GL鋼板巻き、既存の塩ビ製の雨樋も同じGL製雨樋に交換しますが、こちらは「ホワイト」に決定しました。これは建設当初の色彩に戻すことになりますが、以前の塗装工事の際に、汚れが目立たないというアドバイスで「濃茶色」にされていましたが、「白のサッシ」とはアンバランスであったため、今回は「ホワイト」に致します。同じように木部の化粧柱や窓周りのモールも濃茶色であったためにすべて「ホワイト」のウレタン塗装に致します。塗装工事の目的は、維持管理や営繕工事に属し、リフォームとは言えないジャンルですが、やはり街並みの景観上、色決めは大切です。現職や施主様の「自分だけの好みの色」はお気を付けいただきます。「向こう三軒両隣」といいますが、視野に入る範囲は、色彩の調和が必要でしょう。