すでにクリスマスが終わっている1月7日の夜10時。この日の前の日に国内線でラダーディア空港に到着し､その夜はブルックリンにある高級住宅街「ダイカーハイツ」で繰り広げられていた各戸建てのクリスマス装飾も最終夜でしたし､視察初日のウエルカムパーティーのこの夜も「ロックフェラーセンター」のクリスマスツリー最後の夜という誠にラッキーな夜となりました。と言いましても､このロックフェラーセンターのクリスマスツリー撤去には見物客はほとんどおらず､単なる作業クレーン車が､黙々と作業している…といった現場風景です。むしろ､迎え側のビルディングの壁面に仕掛けられたビクトリアン電飾の音響効果が､クリスマスツリー消灯のラストナイトのセレモニーを高揚させているようでした。夕食を終えた私たちは､ほとんど見物客のいないツリー撤去と音響効果が鳴り響く中をホテルへの帰路につきました。ロックフェラーセンターから51丁目のヒルトンまでは徒歩10分程度ですが､ロックフェラーセンターの迎え側のライトアップされた「セントパトリック教会」やNYのシンボルの１つステンレスの「クライスラービル」の夜景も美しいです。
