明日は夏休み恒例の「エコライフ祭り」です。うちはもともと、店舗前で「夏休み子供木工教室」を毎年開催していましたが、地元の栃銀支店長さん宅をリフォームさせていただいたのがきっかけで、南河内商工会を紹介してくださり、以降の10余年は、祇園原公園で開催されるグリーンタウン唯一最大の「エコライフ祭り」に参加しています。この「エコライフ祭り」参加した最初の4年間は「木工+自然塗料仕上で工作教室(材工共で1コインの500円)」のような感じで30名ほどの子供たちと汗をかきながら大工らと木工をしていました。しかし、一部電動工具を使い、また飲食目的の子供と家族が多い中で、が少々、違和感を感じ5年目から「かき氷」に替えたのです。エコライフ祭りは、何も縛りはないのですが、自主的に地場の氷屋さんから氷を、シロップは「無添加」のものを探して取り寄せています。エコライフなので少し意識した材料を使っています。残念なのは初年度はゴミ問題で紙製のカップを使いましたが、樹脂でコーティングしてあるので、??からフツーのポリ製のカップとプラスティックのスプーンを使っている点。会場でゴミになるとビニプラ行きです。「無添加かき氷」の価格は100円。薬師寺幼稚園など他の店舗に合わせ最初は200円だったのですが、知らない間に酔ったうちの大工が「100円」に書き換えてしまった?約500人分でいつも完売しますが儲かりません。無料券も配っているので売上げ金の寄付はしていません。うちの従業員と職人とで他のテントで売っているビールや焼き鳥、弁当購入で売上金はほぼ使い切ります。機械のレンタルや出店費用、食材と備品と当日の飲み食いで確実に「赤字」です。それでも地元で仕事をいただき地元でしか仕事をしなくても何とかやっていける。社員も職人も近隣の人間です。地元で職場を与えていただき生活させていただき17年間もここに居させていただける。それだけでも幸せです。地元の多くの人たちが集まるお祭りです。少しだけ地域に恩返し。