建築リフォーム

米国住宅地・不動産視察2017(203話)サウスキャロライナ州・チャールストン2日目【チャールストン郊外】TND伝統的近隣開発・アイオン

このチャールストン郊外のマウント・プレザントに243エーカーで開発された「アイオン(I’on)」は商業地を中心に配置して徒歩中心の歩道(サイドウォーク)と湖の周りの遊歩道、街路樹、公園(コモン)、環境保護区といった公共領域を持ち住宅の資産価値を向上させる要素が盛り込まれています。コミュニティは6つの近隣住区(80-150件)の住宅が計画されました。またちいきでもハイレベルな公立学校、優れた医療施設、図書館、運動場、ボートハウス、スイミング、テニスクラブ、ショッピングモール、レストランをはじめ、サロン、インテリアショップ、不動産会社がローカントリーの地方色を踏襲したうえで配置されています。住宅は木製の下見板(サイディング)もしくは漆喰(スタッコ)といった自然素材の外壁に、小上がりのフロントポーチ、バルコニー、鎧戸付の窓、シンプルで対称形の屋根、白を基調とした縦格子のフェンス、外壁、門廻りがあり、ガレージ、作業場、ホームオフィス、ポッディンングジェッド(鉢植えの準備小屋)、離れ(スタジオ)が特徴的です。アイオンのローカントリーな地方色は、決められた景観、近隣住区、建築コードに支えられています。建築はこの地区のアイオン・ギルドつまり15のビルダーらによって建築されています。住宅地経営主体は2つの法人(ホームオーナーズアソシエイション)により、アイオン・トラストとアイオン・アッセンブリーにより管理されています。最後の不動産物件の視察が終わり、チャールストン市内のステーキハウスへと一行は向かいました。このチャールストン地区のツアーガイドを務めていただいたYuki Kojimaさんと最後のディナーをいただきました。

(次回の海外住宅地不動産視察は、2018年2月に”米国西部視察”を予定しております) See You!

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