一昨日、現場調査に出掛けた弊社OBさま宅の見積もりとプランが出来ましたので、大工と打合せを行います。わたしは最初から現場調査に大工らを連れて行くことは、初対面のお客さまを含め非常に少ないと思います。自身で見積りが出来るので必要がないのです。建材や器具類は、一次問屋さん以外から仕入れは行いません。全て納品日に預金振り込みで支払いしています。職人の賃金も仕事の進行に合わせ銀行から支払います。次の職種の工事にバトンタッチできない仕事(手戻り)を起こすと、支払いが止めるので職人は工期を守り、次の職方のために考えた仕事をざるを得ない状況になります。工事中にお客さまから追加工事が出る場合、その都度、お客さまと細かく見積もり、追加契約書を交わし、資材や職人の手間代等を発注書でFAXかPCからメールで流します。常に原価が確実に確定した状態以外で契約することもありませんし、お客さまとは着工時と竣工時に銀行振込みを契約書で交わしてお願いしています。また1か月以上の工期予定の場合は、中間金を振り込みでお支払いしていただきます。ですので契約後の受発注、管理台帳、工程管理、入金や支払いの出納管理が毎日のように続きますので非常に大変です。同時進行の工程管理が難しいです。しかし、このアナログでローテクな仕組みでも18年間、無借金経営となります。
本日の作業:大工打合せ