建築リフォーム

現場発9:30野木ローズタウン5工区のOBさま宅【1階全面改修】居間・和室増改築 (3)

8:30居間の方は、まずは梁の古色塗装を行います。同じ時間8:30大工と多能工3名は、1階全体(居間~和室~廊下まで)の腰壁材をカット、腰壁を張る壁部分の塩ビクロスは剥がし、和室と居間の間の敷居を解体、和室増築部の基礎準備、会だ庵部屋の幕板造作を行います。同じ時間8:30もう一人の電気屋は、居間~和室の4面の床暖房の分電盤からの専用配線を行います。そして、11:00には居間の天井に付けた古材風の梁の古色塗装が終わり、塗装屋は朝一にカットが終わった腰壁材の塗装を外部で行います。塗装屋が居間から退場する11:00~は大工と電気屋が交代で入ります。そして大工らと電気屋とで床暖房の協働作業を夕方まで協働で進めます。弊社の「住みながらのリモデリング」は、このように適材適所+時間差で場所を移動しながら職人同士がバトンタッチする、ありいは共に協働作業を行う。弊社の慣れた職人ならではの作業ですが、わたしも各職人も指示通りに、結構頭を使い、また手戻りがないようにしなければなりません。しかし、工期を短縮しお客様のイライラを無くし満足度を高めるテキパキとした作業風景(自画自賛しておりますが…)は、出来栄えの良さだけではなく、職人毎の一体となった作業そのものの努力も評価されていきます。お客さまの目の前で作業を進めなければならない弊社のリモデリング。荷物も事前に移動や搬出しなければなりません。それに慣れた職人たちは、時間効率について、当初は戸惑いますが、やがて時間当たりの効率が上がり、やがてその合理的な現場での効率的な行動が給料UPとなることに気づいてまいります。この現場での合理的な工期短縮を目的とした工程管理こそが「私の仕事」です。それは私が所属するHICPM・住宅生産性研究会(東京)戸谷先生から約10年前より伝授していただき、現場で実践しているCM(米国コンストラクション・マネージメント)技術を「リモデリング現場版」として置き換え、私がアレンジしたCMを素直に現場で実践しているだけです。ですので現場監督といえばそれまでですが、工務店の社長さんや社員が自社の倉庫に資材を運ばせ、荷卸しした垂木などを、またわざわざ軽トラに積み込み、現場に届ける。わかっ多様な顔で職人の作業を眺めたり、ご丁寧に作業が終わった現場の掃除を行う。そういった物流の無駄な動きや在庫スペースも必要なく省かれていきます。まだまだ私が考えやるべきことはたくさんあります。

本日の作業:大工2名 多能工1名 塗装1名(11:00まで) 電気1名

タイトルとURLをコピーしました