昨年末にお申し込みをいただいた新規のお客さま宅の外装工事が終了しました。12月初旬の承りであったため残工事もあり、弊社の理由により年明けの7日からの施工となりました。半位置強風が吹きその日は休工となりましたが、全て好天に恵まれまた気温もそう下がらなかったことから、通常期と同じ工期で無事に終了。こちらのお客さまからは、弊社の標準資材であるGL製雨樋への交換等のご質問もいただきましたが、調査したところ既存に2ヵ所の破損(共に横樋の集水器)が見られましたので板金屋の営繕で済ませています。次回12-15年後に全取り替えをお約束いたしました。また、ノンアスベストのスレート風平屋根も端部の破損がありますが、こちらは屋根葺き替え(防水紙+カバー工法)は次回の塗替え時(12-15年後)に判断し、次々回でで十分との報告をいたしました。今季はこの5件目で終了。次期は通常3月よりスタートですが、アパート3棟を2月中旬より約1.5か月の工期(築10年目の定期改修)、3月中旬より1件の戸建て住宅の外装(弊社で2回目のリピートで塗装、大工、板金の3種施工)をすでに承っております。理由は10月の消費増税施行の可能性がかなり高いためです。前回の消費増税前の(10月から3月の6か月)で通常5.6件のところを21件承り、雪の最中に施工と言う事態が生じたため平年よりも早めの施工。もちろん、2月の不向きな季節柄は十分に説明の上、工期を1.5倍取らせていただいての工事となります。この増税前の駆け込み受注は、日本人特有の「事が起きるまでギリギリまで耐える」国民性や、宅配便やアマゾンなど行き過ぎたスピーディーな顧客サービスによる「何時でも何処でも安く速く」といった過剰サービスへの期待が多きなことから起因するものだと思います。前回の増税前に「何故、弊社の様な小さな、リフォーム工事店に依頼されたのですか?」「弊社が設計事務所であり、工程管理や職人管理が安心でお申込みされましたか?」など…いくつか質問したところ、そんな理由はなく、間違いなく「塗装専門屋さんに申し込んだところ、出来ません」「間に合いません」と断れてて弊社に依頼されただけとわかりました。こうした消費増税前の「駆け込み受注」は、もちろん有難い面はありますが、こうした「駆け込み消費型」の一限さんよりも750余名もいらっしゃる「工事OBさまたち」に影響が出るのは非常に申し訳のないことだと思います。前回は、2階の増改築(7坪)の完工が、予定よりも遅れご迷惑をおかけいたしました。そのため、弊社の工事OBさまには、今回はご迷惑とならないよう、十分な工期を心がけてまいりたいと思います。
【After】
【Before】