今日は雨天のため表の工事は休工。和室の方の左官は、和室の京壁聚楽の剥がしからスタート。入居時の塗り壁はアクリル系の骨材が入った塗り壁ですので、モルタル下地まで剥がさなくてはなりません。重ね塗が可能なのは5.6年まで。石油系のアクリル樹脂は汚れてカビが生えています。したがってリフォーム時には剥がすということになります。この後、乾燥したら灰汁止めシーラーを塗布します。それでも、真っ白な漆喰壁は多少灰汁が出るため、少々着色したスペイン漆喰で木曜日に仕上げします。トイレと洗面の方は調湿効果のある珪藻土と漆喰が混合した左官材で仕上げます。