建築リフォーム

ルーツ

親戚に所要があり群馬県前橋市に来た。群馬の伊勢崎市本町一帯が我が家の本籍地であり「本籍は決して移してはならぬ」という掟に従い、戸籍抄本もわざわざ伊勢崎市役所に依頼して郵送してもらう。祖父の戒名は十三漢字もあり誰も詠めないし、墓参りに行くのも遠くだんだんと縁が遠くなって、ご難である亡父の墓は自宅近くに購入済み。今はこの界隈に本家が残るのみとなった。その祖父が明治時代に養子縁組で伊勢崎市本町に来る前は、この前橋市本町のこの土地からの出と初めて知った。今は建替えられ従妹の個人宅であるが、かつて群大の勤務医であった叔父が初めて開業した場所。ここが我が家の所縁の地であると初めて知ったのだ。子供のころに従弟に遊んでもらった100ⅿ先の教会も変わらない。初めてドームの中に入らせていただいた。自分の先祖は高崎藩の儒学者であったことしか知らなかった。親戚の多くが亡くなり従兄姉弟も関東各県に散らばった今、これを機会に自身のルーツを知るため、亡父の長男の家系の従兄弟に寛永年間以降という代々続く家系図を見せてもらうことにした。

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