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上級国民が主催「エコマルシェ」

コロナ禍を反映して全国的に「お祭り」や「催し」が中止、延期される中、下野市内で「エコマルシェ」なる模擬店が行われた。しかも町内最大のお祭り「エコライフ祭り」が2年間もの間、延期そして中止が余儀なくされているこの期間にである。しかも少し前までこの市役所の巡回車が市内を練り周り「不要不急の外出を控えてください」そして市内各所におかれた役所広報スピーカーから毎日15時になると「外出を日お控えください」とつい1か月前まで自粛要請が敷かれていたばかりだ。それから僅か1か月の模擬店開催だ。雨天決行と書かれたチラシとSNS告知により周知徹底され開催されたたこの模擬店は、下野市会議員中村節子個人によるものである。しかもこの自粛要請をつい先日まで下野市役所が行っていたその敷地で粛々ではない。目視で数えても120-30人が場内を動き回る状況で堂々と開催されていた。その一方で地元最大の夏祭り「エコライフ祭り(中村市議も住民、また町内会会員としてその範中である)」が2年間も中止された理由はまさに「コロナ禍」であったためである。わたしはもう半年もしくは1年後の開催がふさわしいと考える。なぜならこのところの「オミクロン蔓延の危険性」に他ならない。また事例として他の自治体や団体において下野市内で今年の開催は皆無との情報を得ていたからだ。つまり、この開催は中村節子蟻員の独断に近い形で計画され実行されたわけである。一昨日は、たまたま駅の連絡通路で手荷物を持つ家族に聞いてこの開催を知り、友人と二人でこの模擬店を訪れることにした。ご覧のように入口に2箇所消毒用アルコールが置かれているだけ。特に出入口の制限もなくどこからでも入れる状況だ。アルコールがポツンと置かれ(画像参照)、誰も受付員もおらず「いつだれが訪れたかもわからない状況」しかも「マスク着用、体調の悪い方、熱のある方ご遠慮等の注意書き」はもちろんも無かった。もちろん画像の通り「検温器」はどこにもない。しかしだ。中に入ると訪れた客の中で「咳をコンコンする」客人が複数いたのだ。そして一つのブースにはマスクで顔が半分隠れたが外国人の販売員もいた。岸内閣による入国制限水際対策以前、コロナ禍以前の入国かはわからないが心配の要因だろう。そのはるか以前に入国されたのかもしれないが、手袋も何も着用していなかった。そこで主催者の中村議員のブースへ行きいくつかの質問を我々は行った。すると驚いたことに本部席に隣接した「たこ焼き売り場」の担当者はマスクはするものの「素手で調理」しているではないか?それどころか中村節子蟻員のいる「本部ブース」でも「ピザを焼く自称サラリーマン」の一人の男性は「マスクで鼻を隠さず(画像の通り)」しかも「終始素手で調理をし」それを「受け取る女性販売員も素手」で受け渡しをしていたのだ。現金授受の後にアルコール消毒も徹底?されていなかった。その中で真面目にゴム手袋を終始着用する小柄な男性もいたことを強調したい。これが主催する者の心得であろう。この男性はおそらく本部から何の指示がなくてもご自身の常識として手袋を終始着用し、不自由ながらも十分に範を示していた。誠に立派と言えよう。そしてこの本部ブースの状況を鑑みると、ピザを焼くそのサラリーマンの男性としては、いつもの仲間や友人のホームパーティの延長程度にしか間違いなく考えていないことは画像を見れば火を見るより明らかである。主催者側がこれでは、出展者のだれにも「範を示す」ことなどは到底できないであろう。繰り返すが、入口では検温マスク着用の注意書きも全くない状況で、複数の客人がコンコンとをしていた。これに驚き私たち二人は「保健所の許可」を取っているのか?と質問した。するとこの本部でピザを焼くサラリーマン男性と主催者である中村節子蟻員は「ちゃんと事前許可を取ってます!」を繰り返したが当日の「食品衛生法に基づく検査体制は?」の質問には答えることができなかった。そこで我々は下野市役所と保健所に当日の画像や動画を持ち調査に出かけることとした。また、万が一の対策として「保険士もしくは看護婦」は待機させているのか?の質問に対して「していませーん」だと。このように我々の質問に対して「ふざけた態度」で人を馬鹿にしたような扱いしか会出来ないこの中村節子議員の今後の行動は市民側からチェックしていくつもりである。この看護師待機は任意とはいえ重要だ。私が主催した過去のお祭りでは子供たちの熱中症や手のけがが付き物であり、看護師の依頼は徹底して有償で待機してもらっていた。県南の山の会でも多くの不特定多数の方々が参加する山行、例えば足尾の植樹には「山岳医(自治医大医師)」に依頼している。必ず体調を崩され待機医師か看護師にお世話になる人がいるからだ。もちろん我々の地元で最大の催しで30余年の長きにわたり地元民に親しまれ継続は努力され続けてきた「エコライフ祭り」でも当然の処置である。要は一事が万事なのである。もし来年以降に「エコマルシェ」を個人的に継続する催しとならば行政のチェック強化を申し出るつもりである。一昨日開催「エコマルシェ」の様子↓


一方の地元最大規模の「エコライフ祭り」の会場「祇園公園」には、臨時とはいえ電気設備、洗浄可能な水道設備までイベント開催のための設備は揃っている。一方の「エコマルシェ」の会場には至近距離の洗浄用水栓は探したが見つけられなかった。テキヤの方々の方が衛生管理は上だと感じる市役所前の環境だ。

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