Projectに共感し若干の寄付を行いました。https://readyfor.jp/projects/kisekinogakko
今回のお話は、城山西小学校の卒業生であり弊社のお客さまでもある田仲和王さんより昨日うかがって初めて知った次第です。数年前にも、南会津町在住の原医師からの呼びかけで、昭和村(めいわ)にある廃校寸前の校舎の見学に参加しました。このたびの西小学校の「孝子桜」に負けないほどの見事な「イチョウの大木」が木造校舎の前にありました。数か月後にはこの校舎を巡る物語、映画「ハーメルン」が公開され、その後は様々な支援があって現在は多目的に使われ解体を免れ存在し続けていると聞いております。こちらの城山西小学校は市内他地域から越境通学される生徒さんもいると伺いましたが、今後も存続されることを大いに期待いたします。現在の日本の地方では、とっくに少子高齢化を迎え、農家の耕作放棄、地域の過疎化、空き家激増など地方自治体の社会問題はもとより、地方における限界集落の崩壊という危機を迎えております。しかしながら、このような運動によって、単に昔懐かしいノスタルジー保存という理念に終わらせることなく、地域の「ランドマーク」としてこれからもこの素晴らしい景観を未来永劫に存続させていただきたいと願います。わたくしは古民家再生を含む建築リフォーム会社を営んでおりますが、今後も壊さず使い継ぐという伝統的な「日本の文化」を取り戻したいと願っております。