バンクーバー北部の丘陵地帯に高級住宅街「ショウネシー」があります。現在も資産価値が上昇し続けている昔からの住宅街は、景観の良い丘陵地帯や公共交通の便利なところ、公立学校のレベルが高いエリアや景観のよい湖が近隣にあったり、要は一等地であるロケーションや利便性のよい恵まれた場所ということになります。これは万国共通なことですが、比較的歴史の浅い住宅地開発は、郊外で利便性が悪かったり、元工場跡地などが多いこともあげられます。このショウネシーは広く大きな英国を彷彿させるラウンドアバウトの周辺に立つ豪邸であり北米では珍しいゲーテッド(塀で囲み門扉で敷地が閉鎖される住宅)な住宅で、また日本領事館も建っています。ラウンドアバウトは公共のコモンとしての公園や散歩場所、または各戸の前庭の役割を果たしているようでした。
日本領事館の邸宅
菊の紋章は異国においても日本が誇るべき国家の象徴といえます