ラドバーン住宅地の初期の頃のハーフティンバー工法の煉瓦と木造との混構造の住宅。そこで車と歩道の関係を見てみると元祖TND開発(伝統的近隣住区開発)であるラドバーンと現在のそれとの違いは駐車方法と駐車場所の違いであろう。現在は建物に付属するガレージの中かサイドウォーク(歩道)を横切らずコーナーロットからバックアレイに引き込まれ住宅の横or裏側にガレージを設けられている。つまり家の前に駐車するのは、在宅、不在を盗賊に知らせるようなものであり犯罪=資産価値下落の要素と考えらえている。しかし、この区画が販売された当時は、モータリゼーションよ夜明け前でまだ車が大衆化する少し前の開発地である。日本と同様に車は、家の前に見える形で路上駐車されている。