昨年の米国建築・不動産視察フィラデルフィア(フィリー)の続きです。前回の投稿から随分さぼっていましたが、また掲載していきます。続きはフィーリーの旧ダウンタウンに隣接する煉瓦の街並みを通りタウンハウス街に向かう途中。明治24年からフィラデルフィア・ペンシルベニア大学に留学した三菱の岩崎弥太郎の長男久弥。彼の目に「米国の建国」の地ファイラデルフィアのルネッサンス様式街並み(英国人・ウイリアムズペンによる都市計画)はどのように映ったんだろうか?帰国後、明治29年に台東区池之端に3年の歳月をかけ岩崎邸(英国人建築家・ジョサイアコンドル)を建築した。その建築様式は間違いなく欧米のルネッサンス建築に倣った「ジャコビニアン様式やジョージアン、ビクトリアン様式」の折衷様式であった。