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JMRA日本民家再生協会創立20周年記念フォーラム

昨日は、JMRA日本民家再生協会「創立20周年記念フォーラム」が、小江戸の街・埼玉県川越市で行われました。JMRA会長であり映画監督の大林宣彦氏をお招きしての基調講演が行われました。10年前の「10周年記念フォーラム」の際には東京・池袋・自由学園で行われていました。当時の会長は能楽の観世栄夫氏が会長で大林監督はゲストでお呼びしています。10年前の講演では「尾道3部作の話題に絡め、町づくり行政による文明化よりも歴史文化とそこで生きる人々の息づかいを映画で残したい」と語っていたことをよく覚えています。その後、観世氏が急逝され、現在はこの大林宣彦氏が会長になられています。昨年8月、肺がんにより余命3か月の宣告から奇跡的な回復を遂げ1年3か月経過した大林宣彦氏の10年ぶりの「20周年基調講演」では、やや玉石混交の話題から「町づくり行政によるスクラップ&ビルドから民家再生へ」と民家協会のコンセプトに沿った内容となりました。画像の上の段は10周年フォーラム(東京)の時のもので下の段は、昨日の20周年記念フォーラム(川越)のものです。

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