本日は一日中費やしましたが､弊社ニュースレター「Reform Apple9月号」のWebページを更新いたしました。今回の視察レポは､米国ルイジアナ州･ニューオーリンズにある「フレンチ・クウォーター」です。フランス領からパリ条約を経てスペイン領となったルイジアナ州ですが､貿易の面でさまざまな利権が残り「フレンチ・クウォーター」はフランスの影響を残した貿易港として発展してきました。1794年の大火災の復興は「フレンチ・コロニアル様式」からファイアーコンパ―メント(防火区画)の縛りから屋根はフランス式のとんがり屋根が平らに､木造の壁は漆喰塗り壁に､後付けでアイアンレースのバルコニーが付けられた独特の「ルネッサンス建築」で再建された。後からつけられたバルコニーの手摺は素通しで様子が見えるアイアンレースであり､人の動きがリズミカルな景色として独特な街並みとなっていました。この回廊が廻るバルコニーの下は､雨天でも買い物hが楽しめるプロムナードとして､また火災時の避難経路の非常階段としての機能を持っています。街並みの印象は南仏のイメージにフランス･スペイン･アメリカそして現地のクレオール(インディアンとフランス人の混血)がミックスされた南部独特の雰囲気を醸し出しております。
