先日は、100年以上前からNYCの人々から愛され続けセントラルパークサウスのシンボルでもある「プラザホテル」がホテル兼コンドミニアム(マンション)の併設として存続したのに対して、このホテルと同じ設計事務所による日本の建築「東京永駅前・丸の内ビルディング(丸ビル)」が存続の論議もないままいとも簡単にスクラップ&ビルドされ新しいビルに建て替えられたことをお伝えしました。フローでお金を動かす日本式の建設方式では、住宅においても全く変ることがなく、丸ビルのような社会的な資産も、個人の資産も日本では蓄積されずその負担は結局、国民が負担しています。このことを具体例を交え、書き始まますと紙面が足りないばかりか、丸一日あっても足りないのでこの辺で止めておきましょう。さて、NYCセントラルパークサウスに100年以上前からある「プラザホテル」はホテル+コンドとして存続し続けていますが、#5の視察は、このホテルのアネックス部分(別館)です。7億円のコンド室内の様子を引き続きご覧ください。今回は寝室とサニタリー、パウダールームの画像ですが、「あれっフツーじゃないか」…けっこうそうなんですよ。でもココはミッドタウン北、アッパーマンハッタン南のセントラルパークサウスです。窓からセントラルパーク全体が見えるココは世界有数のロケーションという事です。ココにいると何階なのか分らなくなる感じですが(4階分あります)かつての映画「可憐なるギャッツビー」でロバート・レッドフォードや最近のリメイクバージョンのレオナルド・ヂュカプリオの舞台であったり、80年代円高ドル安の舞台となった前野レポートの前野日銀総裁の「プラザ合意」の場所であると考えると納得がいきます。