インターナショナル・ビルダーズ・ショーは、来年1月に米国ネバダ州・ラスベガスで開催される。そしてリモデリング・ショーは今年の10月イリノイ州・シカゴで開催される。昨年、一昨年といずれも参加していますが、それぞれ同じNAHB主催でもビルダーズ協会、リモデリング協会と部門が分れ、内容は一見すると2つが似ているように見えるようだが、私の様な改修専門には全く違う内容とわかる。リモデリングショーはコンストラクションマネージメントに関するワークショップ、作業効率向上を目指すツール展示とセミナー開催が目立っている。ビルダーズショーの規模は日本の東京Bigサイトの数倍と壮大ですが、内容は似たようなもので住設関係の展示が多い。違いは米国のセミナーにはまず無い日本の営業系コンサルタントによるセミナー。やはり米国の考えは、いかに合理的なコンストラクションによって時間当たりの作業効率を上げ儲けるのか?に興味があって、日本の様に省エネに偏った建築設備や時流を反映したトレンドな機能・性能をアピールした商材は多くない。だから日本人から見ると「これは知っている。この性能は当たり前だ。」と言っている人を良く見かける。やはり、金儲けの捉え方に大きな違いを感じるのだろうか日本人からの団体参加者は激減し反面、中韓の視察団が幅を利かせていた印象が強い。毎年、両方とも視察したいところだが今年は10月にカナダの住宅地視察、リモデリング現場視察、不動産視察にでかける。