下野市商工会の「小規模事業者持続補助事業」と少々長いタイトルの補助事業に昨年採択されていた。採択の審査も、補助金交付の審査も市・県の2か所の商工会のチェックが近年大変シビアで大変であったが何とかクリアして国(中小企業庁)からの給付を受給できた。要は補助金交付を受けたのだが、目いっぱいの満額50万円(総費用75万円の2/3)の交付を受けた。その内容は主に一昨年から始めた「古民家再生事業」に対するものだった。実績として自治医大グリーンタウンにお住いの弊社工事OBさまの実家の「古民家再生」は約850万円の工事であったが、その他の広報活動にこの補助金は十分に活かせたと思う。従前から「古材リフォーム」には取り組み主に増改築の構造材としてストックしてある古材(田島の庄屋のものは消化し、現在は藤岡町の農家の納屋の梁、古河市の旧谷中村村長宅の水塚の土蔵の梁がストック中)は梁が中心で多少の柱を活用しているが、古民家そのものの現地再生ははじめてであった。また、先週にはJMRA本部より宇都宮市内の54坪の古民家の現場調査の依頼が入ったため、現調日を決めているところ。基本的には現地再生を勧めするが、施主の都合で解体移築再生または不動産として転売もある。このように数は少なくとも「古民家再生」については長く続けていきたい。また、下野市民会議たる環境団体からの寄付金申し入れがあり、これらにも会員となり積極参加していくつもりでいる。下野市自治医大グリーンタウンで16年もの間、地域事業者として「いったい何ができるのか?」地域の一員として「何が地域貢献となるのか?」地域での雇用か?納税でも貢献か?ただ単に、金儲けだけでここにいることはあり得ないが、少なくとも恥ずかしいことだけはやりたくないと肝に銘じ、これからも地域の一員として貢献したいと思う。
商工会より吉報をいただき今年補助事業に取り組み地場で貢献したい
下野環境フェアにも積極参加したい